家造りも設計から建設に入りまして、内装や水回りなど次々に決めていかなければなりません。
5月7日より工事がスタートしまして現在基礎を作っているところですが、まだ最終決定していない部分は沢山あります。外壁のパターンだったりコンセントの配置だったりいろいろですが、その中でも水回りの選択は結構後回しにしてきました。
というのも以前行ったTOTOのショウルームがあまりにも現実離れしたモノばかりで、値段が高すぎたり実用性に疑問を感じるモノだったりと決めきれませんでした。
調べると、キッチンや洗面台などはTOTOよりもリクシルのほうが安くて使い勝手が良いとの話をブログなどで指摘されています。
しかしながら、ショウルームでキッチン、ユニットバス、2つの洗面台とトイレを見ていくのはなかなかに気力と体力の要る作業で、全てを見て回って決めるにはどうしても時間と気力が必要になります。
ショウルームというのは、結構無駄なモノが展示してあるケースが多いです。また今はカラーバリエーションや材質の違いなど様々なオーダーが可能になっておりキッチンだけでも決めるのは一苦労なのです。
ただでさえ選ぶのは、ストレスなのに住む家のデザインや使い勝手を考えて…となるともう1日かけてやった日にはくたくたです。

センター試験2日目の午後を思いだしてください。やっつけ仕事になっていませんでしたか?いつも通りの集中力や判断力で問題が解けましたか?
きっと疲れて眠くなっていた人がほとんどだと思います。
今回TOTOとリクシルのショウルームを行って実際に二つの見積もりを取った中で、素早く的確に無駄なく見て決める方法をメモついでに書いていきたいと思います。

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その① 事前にWebカタログはよく目を通しておく

現在、全ての商品がwebカタログでチェックすることが出来ます。ただ、PDFの性質上やや扱いづらかったり見にくかったりするので、スマホやタブレット端末で見る場合は気に入った商品やパーツがあったらスクショで保存しておくとあとで見直すとき楽です。
webカタログやwebページでは大まかにシリーズやグレードを把握して特徴を何となくでも覚えておくと良いでしょう。
ユニットバス一つでも沢山のオプションがあるので、有料オプションや標準オプションなど、変えられるところと付け足せるところがなんなのかある程度把握しておきましょう。ショウルームへ行って帰ってきてそういえばここ変えられなのかな…?となることがありました。
ショールムーへ行くと大量のカタログが貰えるので付箋なり蛍光ペンやで印やメモを沢山かき込みましょう。


その② 場の雰囲気にのまれないようにする

まず大前提として、 全シリーズが横並びで展示してあるために、安いモノは安っぽく、高いモノは高級感があってかっこよく見えます。ショールームにいってやってしまう過ちとして代表的なのは、上位クラスを選びすぎて予算がオーバーしてしまうことです。また上位クラスの高い値札を見た後にミドルクラスの商品をみるとどうしても安いと感じてしまい、帰ってから買えないじゃん!なんてことにならないように注意しましょう。
冷静に考えて、実生活で本当に必要なパーツや素材を選びましょう。
足し算よりも引き算で考えていった方が楽に決められると思います。
ショウルームの展示室は照明もキラキラしていて空間も広く大きさや色味や質感が分かりづらくなっています。今ある部屋や図面を頼りに実寸や家に取り付けるであろう照明の色、日の差し込み具合を考えながら展示品を見ましょう。

その③ 大体の統一イメージをあらかじめ持つ

洗面台でもトイレのペーパーホルダーでも色やテクスチャが選べますし多種多様な商品が選べるわけですがざっくりと自分が気に入るものを選ぼうとすると、どうしても時間がかかりますし、実際に家に入れてみるとトイレだけなんだか家全体のデザインとして変だったり……フローリングの色とあってないなんてこともよくあることだと思います。
ですから、まずは家全体のイメージをしっかりと持つことが重要です。
高級感が欲しいのか、掃除がしやすい、実用性で見た目は気にしないのか、色は暖色系か寒色系かなど自分の家やライフスタイルに合ったイメージを元に家を作り上げていくと良いと思います。
自分は、明るい日本の森、トトロの森をイメージした配色や質感を重視しました。
トイレと洗面台の棚の扉の色を統一して家としての使い勝手や落ち着きをだしたり、お風呂だけすこし暗めの色を入れたり、キッチンでは差し色として扉の色を薄黄緑にしたり…。
一つのイメージが決まってればそれに沿って決めていくだけ、加えてあまりパーツ毎にバラバラの色や質感にするよりも揃えた方が綺麗に見えますので大きなパーツを一つ色を決めたらあとはそこから同じ系統の色を使えば良いです。
どうしても決められない場合は、水回りは白、その他はナチュラル木目系が良いと思います。

その④ 家族内で対立したときの優先順位は女性そして予算

それでもどちらが良いか決めがたい!家族内で意見が真っ二つに割れてしまった!ときは、どうやって決めたら良いかもうわからない!そうなったら、

まずどちらにするか悩んでも決められない場合ですが、結論から言うとどちらでもいいでうす家族で多数決をとってもいいですし、メーカーの人のオススメを選ぶという手もあります。どちらを選んでも大差が無い場合が多いと思います。そういうときはざっくりぱっと見で良いと思った方。もし値段が違うなら安い方という考え方もあります。

どう考えても解説を聞いても決まらない…。そうなったら、
水回りは掃除がとにかく大変で毎日使うものです。本当に迷ったら選択は女性に委ねましょう。男性だけで家を建てるととんでもないことになるというのは大げさではなく、現実離れした実用性が全くない家になったりするものです……。
家の選択には女性の意見は非常に適切で正確です。それでも納得いかない男性陣は、スタッフさんやカタログ、資料で、耐用年数や節水による実際の金額の違いなど目に見える数値で差を考えると良いでしょう。

それでも決まらないなら、思い切って安くてシンプルな方を選ぶでおkです。シンプルであれば後で付け足す、ホームセンターなどで追加で棚を取り付けるとか、オプションの浄水器だったら別途取り付けられるものを欲しかったらあとで付けるなど後からでも何とかなりそうならなしにするとか最低限にするとかが考えられます。
加えて水回りの耐用年数は10~20年程度と家よりも早く寿命が来ます。次のリフォームも見据えて安いモノを入れておくというのも選択の一つだと思います。

加えて、最近のプラスチック製品はちょっと持ちが悪いです。中華製の部品が増えてからでしょうか壊れやすくなっています。ハイグレードな製品をいれても部品がないとか壊れやすいとか考えると最初から安いのでいいかなと。
最近は良い素材が沢山ありますが、お風呂のFRP浴槽だって人造大理石にしなくても十分に機能を満たしていると思います。事実20年経ったうちのFRP浴槽はいまでも綺麗に問題なく使えています。
キッチンのシンクも業務用で使われているステンレスがもっとも丈夫でメンテナンスが楽です。
そう考えると余り悩まずに普通のグレードを選んでいくというのが筋になるかもしれません。あとは、扉の色だったりを上に書いたとおり自分の家のイメージ通りちょっと工夫していくと良いかなと思います。

家のパーツや配置を決めていくのは本当に大変ですがそれだけ楽しい作業でもあります。なにより今はこんな綺麗な素材があるだとかこんな機能がついているんだーとかミュージアムにいるような気分で楽しみながら選択するのが一番良いと思います。
TOTOもリクシルもちょっとしたテーマパークだと思っていくとコンシェルジュの方や家族と楽しく話をしながら新しい家を想像できて家造りがさらに楽しくなると思います。

楽しむこと!これ以上のコツはないかも知れません。
楽しんで決めたものは実際に住んでからすこし違和感があったとしても実際にあのときああやって決めたよねなんて家族で話ながら過ごせる一生の思いでだと思います。
家という作品を家族で作れるってこんな素敵なことはないでしょう。

 

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