2025年もこの日がやってきました。シンガーソングライターの岡﨑律子さんの命日です。毎年5月に入ると、発表年順にアルバムを聴いていくのが通例行事になっています。今年は色々と忙しくて3日からのスタートでした。これまでの再生環境は、iTuensとCDでしたが、今年は初めてroonでの再生になりました。去年の10月頃から長年お世話になったMacのiTunesからroonへ移行作業をしています。CDを再度リッピングし、データをNASに入れてネットワークオーディオで聴ける体制を整えました。音質が劇的に良くなったわけではないですが、寝室でもリビングでもオーディオルームでも同じように聴けて便利です。roonを導入してから、リビングのオーディシステムを母親も使うようになり、さだまさしのお気に入りの曲を聴いて楽しんでいます。この十数年で世間の音楽の聴き方は、CDからハイレゾ、サブスク、Youtubeと変わっています。Amazonを探すと、販売が終了しているCDが目立つようになってきましたが、逆にサブスクで聴ける曲も増えています。20年も経つと音楽の聴き方すらも少しずつですが変わっていきます。
毎年、ブログに追悼の記事を書くのが長年の習わしになっていますが、今年の5月5日はYoutube動画を作ることにしました。今年の冬に、フリマアプリを見ているとふと、岡﨑律子さんのサイン色紙が出品されているのを発見しました。遡ること、7年前、2018年の話です。ヤフオクに同じサイン色紙が、出品されていました。それまで、岡﨑律子さんの作品は、CDとピアノ楽譜くらいしか持っていませんでしたし興味もさほどありませんでした。せっかくの機会、オークションに入札するも、強力なライバルがおり、途中で、思ったよりも値段が上がってしまうのでした。ふと、亡くなった人のサイン色紙を持っていてもな……自分が直接貰ったサインだったらまだ飾っておくけどな……などと考えてしまい、そのまま競り負けてしまうのでした。それから時は流れ今年の冬、再度お目にかかり、今度こそ確実に購入したのでした。ここだけの話あまり相場はそんなに高くはないです。届くと、1枚のすこし古びた画用紙に、確かにあの憧れの直筆サインがありました。早速Amazonで額縁を探して数日悩んだ後、緑色の合いそうな額を購入して、額装するのでした。サインを買う前から、もし大事なLPや写真など飾るならここだという場所がありました。オーディオルーム正面のカーテンの横です。実際飾ってみると、たかだかおまけのサインとは思えないほどのパワーを感じました。部屋に入ってきたとき、PC作業中、朝起きたとき、ふと目に付く場所ですが、音楽を聴くと同じように、サイン色紙を見るたびに、なにかエネルギーを貰うのでした。オーディオマニアのなかではスピーカーが置いてある一角は神聖なエリアです。長年オーディオを楽しまれている方の部屋を見ると、ニッパーくん像だったり、お気に入りのLPジャケットや、ドール、模型、よく分からない置物まで、その人の”好きなモノ”が置かれていることが多いです。たかだか1枚のサイン色紙ですが、飾ってみると小さなパワースポットになりました。
せっかくなので、サイン色紙の額装をYoutubeのshort動画にしました。撮影したときには、ただ色紙を買った報告だけの動画にしようと思っていましたが、5月5日に追悼の意を込めて自分でナレーションをいれるのでした。いつもの岡﨑律子さんの音楽をかけながらナレーション原稿を書いていると、今年はさすがに泣くことはないだろうと思っていましたが、しっかり涙がこぼれてくるのでした。このままナレーション吹き込めるかなと心配になりつつ、声を入れるのが駄目ならAI音声でもいいやと思いながら動画の編集を進めるのでした。少し落ち着いて原稿を読んでマイクに吹きこみます。今までブログに書いてきたことでも、自分で読み上げると思ったよりもこっぱずかしいなと思いながら、無事動画が完成します。

今年は、今まで以上に日常生活がバタバタしています。YoutubeはShorts動画ばかりになっていますし、ブログはほぼ放置しています。この頃、高齢になってきたなと感じる両親との3人暮らし、一向に生活能力が改善されない自分の病状……。去年のクリスマスには肺の調子が悪い父親がインフルエンザにかかり、今年の2月には難病を抱えている母親が新型コロナウィルスにかかります。インフルもコロナも一切ワクチンを打っていない私は、陽性反応が出た当時、二回も詰んだかもしれないと思うのですが、私自身は想像以上に症状が軽かったのでした。それよりも、両親の状況が非常によろしくないです。いつもは介護される側の私が両親のお世話をするのでした。そうやって行く中で、どうしようにも日常生活をしていく体力がとにかく足りないと感じました。一昨年に障害に対しての方向転換を行い、無理しない生活をしていました。加えて、引っ越してきてから、何度も体調を大きく崩して、ただでさえ細かったからだが、さらにやせ細っていました。いつのまにか、後期高齢者3人暮らしのような状況になっていました。さすがにこの状況はヤバイと感じ、何度目か分からない、体力作りをまたすることを目指すのでした。とりあえずYoutubeやらブログやらは放って置いて、とにかく毎日歩くことを日課にしました。最初は朝、玄関の外に出るだけからスタートして、アプローチの階段で数分のスローステップ運動をして、晴れた日には5分だけ歩いて。それから、メルカリやヤフオクの荷物を代わりに親に出して貰うことが多かったですが、調子の良い日は自分で歩いてコンビニまで出しに行ってと、これまでの生活とは真逆の暮らしをしています。体力作りを始めた頃には、逆に体重が減ってしまっていましたが、慎重に続けると体重が安定してきて、食べる量も少し増やせました。なにより、こうやって前向きに努力しているとき、音楽がより沁みるようになります。いつもより音楽が鼓舞し励ましてくれるように感じます。
5月5日は、朝の6時に起きたことや暑かったこともあって、動画を作っていると頭痛が起きてしまったのでブログ記事は翌日の今日6日に書きました。変わらない日常を変える知恵と、自分の選んだ道を信じて進む勇気そんな人生の根底を支えてくれるのはやっぱり音楽かもしれないと思う5月の大型連休なのです。
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2025年 この記事
2024年 5月5日 岡崎律子さん逝去から20年 音楽という無限の愛 オーディオは愛をくれるか?
2023年 5月5日岡崎律子さんの命日。愛をくれたあなたへ
2022年 5月5日岡崎律子さんの命日。あれから18年。生きることと絶望と
2021年 5月5日 岡崎律子さん命日。聴き続ける音楽。1001回目のForフルーツバスケット
2020年 5月5日 オーディオ趣味のきっかけ、人生を変えてくれた出会い。岡崎律子さん逝去から16年 時は流れつづけ変わってゆく
2019年 5月5日、岡崎律子さん逝去から15年。フルーツバスケット2019を見て想う
2018年 こどもの日 岡崎律子さんに感謝する日
2017年 五月五日 岡崎律子さんに向き合う日
2016年 五月五日 岡崎律子さんに感謝する日
2014年 こどもの日のオーディオの日、岡崎律子さん