例年より早い春。毎日いまいち頭がもやっとしているこの頃、増税の都合上3月末までに仕上げなければいけない家の設計にてんやわんや。
前回の話し合いで、家の間取りがほぼ決まったところで構造計算へ入り約2週間ほどの小休憩。その間に、ガスショップで床暖房の見積もりと、新居に入れるキッチン、バス、トイレ、洗面台を決めにTOTOのショールームへ足を運ぶ。

TOTO YKKapショウルーム

TOTOとYKKapのコラボレーションショウルームへ行ってきた。
駅前の大通り沿いのアクセスの良いところに綺麗な建物がドンと建っている。
3月だからなのか増税前だからなのか、土曜日の遅い時間に行ったにもかかわらず家族連れでごった返していた。

YKKap 玄関ドア

TOTOとYKKapが一緒になっているので玄関ドアや樹脂サッシからキッチンバストイレと一通り見られるようになっている。
軽い気持ちで足を運んだのだけど、新築でTOTOのショウルームを見るなら丸一日がかかりで見学するつもりで行った方が良い。
展示されている建材の量やコンシェルジュの説明は結構長いしそれぞれの製品グレードや特徴をつかむのにはかなり時間を要する。
玄関扉だけでも、断熱やスマートキーなどの説明を聞きながら見て回るだけで30分程度かかった。

玄関扉の流れから樹脂窓の展示や体験コーナーも見てきたけれどこれがまた懇切丁寧に解説してくれるのだけど、いかせん情報量が余りに多い。

体感ルームと称して科学博物館の実験施設のような部屋がある

アルミサッシとトリプルガラスの樹脂窓の違いを体感できる。
実際に触れて中にはサーモグラフィーカメラが設置してあり目で見てもその性能を実感できる。

 TKKの商品アピールをじっくりと受けたと所でもう疲れて帰りたい気分だったけれど、今日はまだトイレ、バス、キッチン、洗面台を見なければいけない。

説明員がYKKからTOTOに代わってトイレから見ていく。
トイレは実際に水が流せるようになっていたし照明が煌々とたかれてそこはショウルームと言うより、家族連れの混雑も相まってなんだかディズニーランドのようだった

結局この日はトイレと洗面台までしか見られなかったけれど、どの製品も思っていた価格よりもずっと高いように感じた。
トイレのハイエンドでは美しい流線型をした62万円のモデルから洗面台でもセットプランでは100万を超えてきた。

家の本では、床暖房、トイレやユニットバスと行った製品を割り切ることでコストダウンが出来ると書いてあったけれど、確かに、良い物は非常に高価になってくるし、実物を見てトイレなんかはそこまで高い製品である必要性を感じなかった。
ただ、洗面台に関しては今住んでいる家を建てた20年前とは様変わりしており、使い勝手がかなり変わっている様子だった。玄関ドアに関しても性能はどれも高くなっているけれど本当にちょっと拘り出すとえらく高くなる。特に電子キーなどを付けるとそれだけで20万円アップ!

コーナー毎にカタログを大量に貰える。左がYKK、右がTOTOの製品カタログ

もう一つ驚くのがカタログ。製品のシリーズごとにカタログが用意されているのだけど、その量が凄まじい。玄関戸だけでステサン一冊よりも分厚くなった。
特殊コーティングされている表紙からはStereoやAudioAccessory紙よりも印刷代が高いのではないかと思ったし、最終的なカタログの厚みは電話帳くらいになった。
紙の本は重いのだけど、受け取るその都度受付カウンターで預かって貰える。
休憩室や商談コーナーでは無料の自販機が置いてあったり本当にテーマパークのような空間である。

へとへとに疲れて家に帰ったけれどこれでまだ半分も見られていないのだから家作りは果てしない。
後日リクシルのショウルームへいこうと思ったけれど体調が悪くいけなかった。
ネットで、リフォーム業者をいくつかあたると、リクシル製品の割引率の高さとTOTO製品の高さに驚いた。

リクシルのカタログ、TOTOよりもずっと割り切った普通の紙

リクシルのカタログは薄い本、TOTOはステサン並み。
TOTOのショウルームでは綺麗な建物と大量の展示に大人数のコンシェルジュ、ディズニーランド並みの接客…
人類が飯を食い手洗いにお世話になる限り絶対に潰れない企業それがTOTOだとしみじみ感じた。
コスパを優先するなら風呂トイレキッチンはリクシルがベターだと思う。
ネットでの主婦の意見も、ブランドのTOTOよりも機能性と低コストのリクシルの人気は高いようだ。

ForMusicでの12回目の打合せ。試聴室ではアゴリアSEがCH M1.1のモノラルアンプでグォングォン鳴っていた。どうやらこのセット買い手が決まったようで今エージング中だという。ピアノがずしっと重厚な響きを見せる。

図面は外観や断熱材の入れ方なども加わってより詳細に具体的な数値がたくさん並ぶようになった。
開口一番、社長がやや自慢げに30センチさらに家の長さを詰めましたと言う。今日出るはずだっった家の見積もりはすこし遅れているようで明日あたりに出るという。なんとしても予算内にキッチリ収めたい母としてはその30cmの縮小になによりも嬉しそうにしていた。
続けて社長はもっと詰めろと言われると思ったんですけど良かったですとほっとしたように言う。

大まかに決まったトイレやキッチンと床暖房の見積もりを提出して、かなり正確な見積もりがおそらく今週中に出てくる。
しかし今頃になって予算内に収まるのか些か不安になってきた。

アゴリアSEでちいさくかけられているピアノ演奏も、音波が身体にドッスンドッスンぶつかるようで落ち着かないがF社の試聴室を圧迫していたアゴリアちゃんも今日でお別れとなるとすこし寂しい気がする。
しかし左手にはまたステラからWILSONのサーシャDAWが来ていた。

F社から帰るとやたらにカゼっぽく熱は 37.1度。夜には腹が下り始めた。
家を建てるという大きなプロジェクトはまだまだ序盤だ。

もうすぐ本当の春が来る。

つづく