Youtubeの環境整えだしたらマジで金泡のように消えていく。どうもみかさです。
3.5インチのHDDをメインにFinalcutのデータを入れて編集していると、文字入れでとにかくカクついて最悪フリーズして、文字入力をミスるしイライラするしで良いことがありません。

そんなときの強い味方が、外付けSSDです。
Amazonで外付けSSDを検索してみると、バッファローの1TBのSSDが13000円。もっと安くもっとスピードが出る奴が無いかなと探すと、サンディスクのUSB-C gen2のポータブルSSDが500GBで12000円。

 

新しいMacminiのThunderbolt3端子が一つ空いているのでどうしても
USB-C gen2でSSDを安く繋ぎたい。

そこで出てきたのが、SATA3.0 の1TB SSD。
WestonDigitalのSSDなら1TBで13000円程度。
これにSATA→USB-C変換ケーブルを取り付ける
ついでに、WD Blue 3DのSSDは中身がサンディスクなので非常に安心して使える。詳しくは↓のリンクで。

参考リンク:WD Blue 3D SSDをレビュー:東芝とSanDiskが生み出す一級品 | ちもろぐ

WD 内蔵SSD 2.5インチ / 1TB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS100T2B0A
Western Digital (2019-03-05)
売り上げランキング: 620

Amazonで探すとSATAからUSBCで接続できるケーブルは1千円から非常に怪しいものが揃っていた。
最近の中華汚染にゲンナリしながら適当なSSDケースを探すとなんとか妥協できそうな代物を見つけたのでぽちった。

ELUTENG USB Type C 2.5インチ HDD/SSD ケース 5Gbps転送 SATA3 USB3.1 GEN 1 ドライブケース 外付けHDDケース 最大4TB ポータブル ハードディスクケース Thunderbolt 3 対応

本体
USB-C ケーブル
USB3.0 ケーブル
ポーチ
説明書

ポーチはゴムっぽくてかなり臭い。ぶっちゃけ必要ないので100円くらい安くして欲しい。

説明書がなんの役にも立たない。肝心の開け方が書いてないあまりにも不親切

スライドさせたら簡単に開いた。スケルトンのボディは保護テープが貼ってあるものの綺麗とは言えないレベル。若干べたべたしているのでアルコール綿で拭いた。

中華お得意の無料であげるよーが付いていた。

SSDを装着
こんなちゃちなケースで本当にこのWD の1TBSSDが生かせるのか?

20cmほどのUSB-Cケーブル。
Amazonレビューによるとこいつの不具合が多いらしい。

Amazonのレビューを見て、タイムセール中だったANKERのUSB-Cケーブルを一緒にぽちった。長さも欲しかったし速度を出すにはケーブルの質は案外重要だ。(下に速度比較を記述する)

ケーブルによる速さの比較

最新のMac mini Corei7 メモリ64GBを使ってベンチマークを行う。
SSDはWD Blue 3D 1TB 公式での速度は
Read 560MB/s Write 530MB/sとなっている。
フォーマットはGUID パーテンションマップ&APFSフォーマット
測定するソフトは Disk Speed Test

ELUTENG付属のUSB 3.0ケーブル W:162MB/s  R:162.8MB/s

ELUTENG付属のUSB-C gen2 ケーブル
W:465.1MB/s  R:516.8MB/s

ANKERのUSB-Cgen2 ケーブル
W:482.9MB/s  R:519.7.8MB/s

 

まとめるとこう。括弧内は理論値への達成率
上から付属3.0ケーブル、付属USBCケーブル、ANKERのUSBCケーブル
W:340.7MB/s (60.8%) R:424.3MB/s (80.0%)
W:465.1MB/s (83.0%) R:516.8MB/s (97.5%)
W:482.9MB/s (86.2%) R:519.7MB/s (98.0%)

ついでにMacminiの 1TBのM.2のSSDは
W:2613.1MB/s  R:2761.5MB/s

一般的な外付けHDD USB3.0
W:162.0MB/s  R:162.8MB/s

HDDと比べると3.0接続でもやはりSSDの速さは出ているけれど
USB-C(Thunderbolt3 ?)はさらに早かった。
さらに、Amazonのレビューで指摘されていたUSB-Cケーブルの不具合はこの段階では確認できていない。しかし、速度を見るからに十分な造りではないことが分かる。
今回使用したANKERのケーブルは0.9mで2000円のもの。USB-Cケーブルは端子の形が統一されているだけで内容は一律ではないので間違いないデータ転送用を使う必要がある。シールドや接点でも速度が変わってくるようだ。

ELUTENGの中華製SSDケースに関しては、無駄なポーチが付いてくるがコスパは良いようで、しっかりと速度が出ているし造りも許容範囲内だった。
余っているSSDや適当なHDDを入れておくのには十分な性能と価格。
中華商品はマイナーアップデートの速度が非常に速いのでAmazonのレビューは信頼性がますます低くなっていく一方だ。業者による嘘の評価はポジティブレビューにもネガティブレビューどちらもあるので判別は難しい。
おそらくUSBケーブルは不具合が多かったものと変わっているのかも知れない。もしかすると今回買ったケーブルが辺りだった可能性もあるけれど、その辺りは中華製品特有のブレを感じる。

早速、Finalcutの動画データとレンダリングファイルを入れて動画編集に取りかかると、読み込みも手ぶれ補正も文字入れもとにかく超快適。
SSD万歳!これでも4Kのファイルではまだ重そうだけどそういうときは内蔵SSDのお世話になると思う。フルHDの60コマ程度では十分過ぎる速度が感じられた。

外付けSSDを検討する際は、WDのBlue 3Dと適当な中華ケースの導入がオススメだよって記事でした。

 

 

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