整頓と掃除が好きです。
特にオーディオ周りの埃は1~2週間に一度徹底的にとります。
どういうわけか、埃をざーっととって掃除機をかけると音が見違えるようなのです。

クイックルワイパーにつける立体吸着シートを四つ折りにして白手袋をはめて
スピーカー、アンプ、オーディオラック、ケーブル、オーディオボードと拭いていきます。
ツイーターや端子、ターミナルなどはカメラ用ブロワーで埃を飛ばし
アンプの細かい溝はカメラ用の刷毛を使って綺麗に埃を取ります。

 

ウェーブ フロア用ドライシート 立体Wキャッチ ピンク 40枚入UN ブロアー ワンコインブロアー(オレンジ) UNX-1330HAKUBA DSLRボデイブラシM ブラック KMC-50-BK

特に重要なのが、ツイーターのブロワー掛けで
埃を取ってやるだけで保護ネットを外した以上の効果が出ます。
スーパーツイーターを別途設置していたりリボンツイーターなどの
ツイーターが付いたスピーカーでは効果が非常にわかりやすいでしょう。

男性陣なら誰もがメカいじり的な遊びは好物だと思うのですけど
たとえ掃除であってもオーディオのこういったメンテナンスや配線やセッティングは心躍ります。


去年の6月、GIYAを納品した日のこと
F社のIさんいわく、「GIYAはグランドピアの用のコーティング剤塗ると埃がさーっととれるようになりますよ」

そう聴いてから、GIYAにつけるコーティング剤を吟味していました。
車用のワックスぽい製品や楽器用、家具用メッキ用など
コーティング剤と一口に言っても様々。

そんななか、

クリスタルコートという超便利なアイテムを知ってから約半年。
買ってからというもの家にあるあれやこれやそれに使いまくっていました。

とうとうこの日が来たか…。

G3 GIYAのクリスタルコートがけです。

クリスタルコートの詳しいレビューはこっちのブログで。

とその前に、オーディオにクリスタルコートを使ってみた一例を。

タオックのオーディオボードをパワーアンプの下に敷いていますが
これが黒の艶塗装で埃が非常に目立ちます。
そこでクリスタルコートを塗ってみたところ、
埃が積もりにくくなった上に埃がさっと取れるようになりました。
そして以前よりも黒々とピカピカです。

パワーアンプのフロントパネルにもうっすらと塗ってあります。

汚れやすい電源スイッチ。
リモコンで電源が入れられない機材は電源スイッチにうっすら塗りました。

少し躊躇いつつも、DACの液晶パネル部にも軽く塗っておきました。

そしてメインのGIYA。
このスピーカー、球体のようにすべてが繋がっていて
すーっと拭いていくと埃が切れる場所がなくさくっと埃取れずに悩んでいました。

本体は車のボディのようなパープルで埃も目立ちます。
加えてすべてが曲面であるために全体に埃が積もります。

一度埃をとり、アルコールとカメラ用クロスで綺麗に磨いてやって
万全の体制でクリスタルコートを塗りました。

複雑な曲面とクリスタルコート特有の塗りづらさに
作業は思っていた以上にハードでした。
R側ホタルちゃんは上手く塗れたとホッと気を抜いた隙に
L側アオリちゃんの外側がややムラっぽくなってしまいました。
原因は、クロスにクリスタルコート液が浸みてしまい塗りすぎたためです。

クリスタルコートは薄く塗るが鉄則で
塗りすぎた場合は間髪入れずに乾いた面で拭く必要があります。
今回乾いてる面がなくなっていました。
しかしながらそこ以外は非常に綺麗に仕上がりました。

うつくしい……。
色がより鮮やかにVIVIDに

実のところこのGIYA、F社のスタッフによってもとからピアノ用のコーティング剤が塗られていました。
それでもクリスタルコートは倍ツルツルで埃の飛びが非常によろしい。
さらにはコーティングによって傷がつきづらくなっています。

お隣のアッコルドのメッキスタンドや本体の組木にも使おうか迷っているところです。

おそらく、ピアノブラックのスピーカーが最もクリスタルコートの輝きと掃除のしやすさが発揮されると思いますが、
樹脂系、金属系、木製の艶だしなど応用範囲はかなり広いかなと思います。

ただし、クリスタルコートは塗ると摩擦がなくなってしまうので
位置を安定させたいスピーカーを載せるオーディオボードには塗らない方が良いでしょう。

おわり

 

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16/07/04 クリスタルコート GIYAコーティング