先日F社へトリノフを聴きに行ったついでに壁コンの交換を手配していました。
ちょうど一週間後です。
電源ケーブルと電源タップを入れた辺りで交換するべきだったのですが、
メインに使っているコンセントがテレビ用の配線とコンセントがくっついた形であるために
コンセントプレートの選択肢が無く、いまのいままで放置されていました。
この異型コンセントプレートと呼ばれるプレートのオーディオグレードを作っているのはオヤイデ電気のみで結局の所コンセントプレートはやむなくオヤイデになりました。
非常にニッチな製品ですが、うちでは寝室のオーディオもこの特殊コンセントプレートが必要で
このサウンドハウスにも楽天でもAmazonでも売ってないオヤイデ直販でしか買えない
プレート、4300円なんですが2枚買って600円の送料を無料にしました。
そのうち寝室の壁コンも交換する日が来るでしょう。おそらく。
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今回買った壁コンセントは、フルテックのGTX-D(G)です。
フルテックの壁コンセントの中では先日まで最上位ランクでしたが
つい先月端子が傷つかないタイプが登場しました。
ただ、なぜかロジウムメッキモデルのみです。
中古を見るとフルテックの壁コンセントに関してはCuタイプとRタイプの出が多くGタイプの出が極端に少ない様子です。そもそも壁コンセントの中古があまりで無いのですが。
中古の様子をみるとどうやら壁コンは金メッキで安定のようです。
またなぜフルテックかと言われれば、電源タップがフルテックでノードストの電源ケーブルに使われているプラグもフルテックだからです。
メーカーを揃える理由は気分的なものもそうですが、メーカーの設計上、狙った音が確実に出せるとかんじます。
まずは同じメーカーで揃えてからといったところでしょうか。
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フルテックのGTX-D 金メッキモデル。箱がやたらにカッコイイ |
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壁コンセントとは思えないほどの美しい製品。メッキがキラキラと宝飾品のよう。 |
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このガードが付いてない頃はよくショートさせてしまっていたとF社のIさん。 |
軽く撮影をし工事に取りかかって頂きます。
メールの手違いでこのとき日曜夕方の6時過ぎです。
たかだか壁コンセントですら日本製品らしく使い勝手はマイナーチェンジごとに向上している様子。
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プロの仕事を感じさせるスムーズな作業。 |
屋内配線はもう20年程度経過しているため導線がやや黒くなっていましたが
コンセントの真ん前にパワーアンプがあるのですがものともせずにちゃくちゃくと作業がすすめられていきます。

工事を終えてさっと聴きます。
今回は最近話題の福山の魂リクからチェリーといつものエブリデイワールドはやみんverで。
コンセントプレートと壁コンセントを変えてだけですがずいぶんと音の歯切れが良く
ウーハーのレスポンスが上がったようです。
全体のバランスがすこし整った感じがしました。
いやあもっと早く工事して貰うのでした。接点は大事ですね。
壁コンについては聞き比べをしたことが無いので感想はこの辺りで。
さて無事コンセントの工事が終わったところで”本当の”お楽しみタイムです。
先日F社で持ってきてねとお願いしていた例の怪しい計測器を持ってきていただきまして、
壁コンの工事の前後の数値を比較することにしました。
店では、もしこれ工事して数値がかわらないなんてこともあるんですよね?なんて笑い話をしていましたが、結果は…
↓↓↓↓
工事後 ???
これはどういうことなのか?
反対のR側のパワーアンプを繋いでいる壁コンセント
同じくPanasonic製に挿します。
447ですが1447の可能性が高いです。
なんといってもアナライザーのスピーカーからラジオらしき音声が流れているのです。
今度は、ノイズ対策がされているフルテックの電源ボックスへ挿します。
フルテックの電源タップe-TP60。壁コンから電源ボックスまでのケーブルはノードストのValhallaです。
上の動画を見て頂ければ分かるとおり、アナライザーについている通常ザーやゴーとしか鳴らないないスピーカーからなにやら声が聞こえます。
どうやらここでもまだAMラジオの音が電源に流れてきているようなのです。
数値は450
しかし赤ラインが入っているのでもしかすると動画でも言っていますが1450の可能性も捨てきれません。
とすると壁コン直は1750なのでしょうか……?
電源タップは出来るだけ余計なことをしないようにとフィルターレスタイプを導入しましたがどうやら
鉄壁ガードする必要があるようなノイズの入り具合です。
まさか電源にAMラジオが流れているとは思いませんでした。
話によると昔は普通のスピーカーからラジオのノイズが流れることはよくあったとか。
さらにさらに調べます。
今度は、現在LUXMANNのパワーアンプが繋がれている。
超定番電源タップファーマンのSS6Bです。こちらは雷ガードももちろんフィルター内蔵が売りです。
これならかなり低い値が出そうですが…
線も赤から黄色になっています。
どうやらフィルターの効果はしっかりとでているのです。
AMラジオの周波数は1000KHz辺りなのでどうもこのMAINS NOISE ANALYSERはその辺りの高周域を探知しているようです。
ついでなのでいつも空気清浄機を回しているコンセントも計測してみました。
値は387
ここでもまた音声がバリバリ入ってきます。無線機みたいです。
なんなんだこれ?
フルテックが出しているこれが必要になったのか……?
勝手な解釈をするに、フルテックの壁コンセントに変えた事によって
接点の通電量が増しノイズも増えたのでは無いかなと思いました。
<おまけ>
電源ケーブルの現状です。
D-03へ試しに7NPC7300を入れてみました。
入れる前よりボーカルが奥へ引っ込んだ気がします。
どうやらここはエソテリックよりノードストか…。?
このぶっといケーブル取り回しが本当に苦労させられます。
電源ボックスのコンセントが割れそうでした。
おわり。
15/12/13 for music FURUTECH GTX D (G) 一個 13,200円税込
+出張料工賃3500円店頭支払い
15/12/9 小柳出電気商会 異型コンセントプレート 1口 二個 8,640円