夏の厳しい暑さで死ぬかと思った。みかさです。
8月は暑さと忙しさにやられて1更新しかできませんでした。このブログも実質の緊急夏休み状態です。
9月には行って急に涼しく秋めいてきて今度は朝喉イタイイタイ。

8月中はF社での話し合いは2回ありました。このシリーズの記事は話し合いがある度にレポートとして記録として記事を書くようにしていましたが、2回サボったわけです。主に家の照明と細かい諸々が抜けています。

ここに書くべき、一番大事なことはとにかくオーディオルーム。8月に入って骨格のままだったオーディオルームの工事がようやく進んできました。それに伴ってまだ決まっていない部屋のディテールが先週から少しずつ練られていきます。
家作りも後半戦に向かおうとしていますが、設計の段階から約半年あまり途中お葬式も挟んだりして体力ゲージはもう赤く点滅し始めた頃合い。
もっとも、この家のメインとも言えるオーディオルームの設計はセンター試験の英語リスニングを思わせる疲労と集中力の戦いです。

前置きが長くなってしまいましたが、今日の記事のテーマはタイトルにあるとおりオーディオルームの電源と内装について決まったところまで書いていこうと思います。

まずは電源から
詳しい要望は出していませんでしたが、家の電源は電柱から伸びた配線を屋内にCVケーブルで引き込んでそこからブレーカーに繋げてVVFケーブルで家庭内に廻していきます。

一例として今住んでいる家の配線を見ます。 上に通っているケーブルが電気です。したは光回線と電話線。

電柱から伸びてくるケーブルは指定することはできないようですが、屋内に入ってくるCVケーブルはオーディオ用に選ぶことが可能です。

家の外からブレーカーへいく電源ケーブルです。

工場規格かってくらい太いケーブルを選んで頂きました。私が指定したわけではなくF社ではこれが標準装備のようです。
またこのCVケーブルは電圧が非常に高く、オーディオグレードの線では対応しているケーブルがほとんどありませんので、安全性とコストを考えて汎用品を使っています。

1Fのブレーカーから2Fのブレーカーへ行く三相線。メインブレーカーへ行くケーブルよりもさらに太くなっています。外形22mm(?)です。

オーディオルームの製作の際には屋内配線という言葉がよく出てきますが、ブレーカーに入ってくるケーブルまで含めて設計できるのは新築の強みであります。
また、オーディオグレードの電気配線はできればふんだんに使いたいところですがどうしたってコストがかかってしまいます。それでも社長曰く、ケーブルの質よりも大事なのは電源ケーブルの取り回し方にあると言います。
近頃Twitter界隈でケーブルインシュレーターが入っていましたが基本的な考え方は同じで、ケーブル同士を接触させないこと、ケーブルの接点を整え、柱や梁などをうまくつつかって最短ルート且つ美しいケーブル配線がケーブルでのいい音に繋がるのだとか。
加えて、ホームセンターで買えるような安いVVFケーブルですら、導線の直径が2mmと通常より太くしていたりします。オーディオの音質は本当に細かな工夫と智慧の積み重ねです。

2Fのオーディオルームのブレーカーに入るCVTケーブルです。限界の太さにしてくれたようです。これ以上の太さにしてしまうと杖のようになってしまい回せなくなってしまうようです。

それでもやはり、オーディオ専用というのは魅惑的です。せっかく作るオーディオルームですから、オーディオ用のブレーカーから伸びる屋内配線は専用の良い物を使いたい。特に、ラック裏のプリアンプやプレイヤーを繋ぐケーブルやパワーアンプを接続する電源はこだわりたいところです。
オーディオルームに分電盤を設置して部屋をばかでかくしなかったおかげで専用のケーブルを使っても大したコストにならないことが分かりました。

提案では3つのケーブルが候補に挙がりました。
1.フルテック FP-3ST20 ¥6200/m
2.フルテック FP-314Ag ¥3000/m
3.アクロリンク 7N-PC4020 Leggenda CB ¥6600/m
何れも拠り線で一般的なVVFケーブルのような単線ではありません。
これにはひとつ狙いがありますがもう少し部屋ができてから話そうと思います。

メーター6千円のケーブルを10m回したら六万円、20mで12万円です。オーディオケーブルとしては安いようで実際問題結構なコストがかかります。
そこで考えてのが、オーディオルームに必要な壁コンセントをPanasonicにするです。壁コンセントは後から自由に変えられるので初期装備としてはパナのホスピタルグレードで十分なのではないかと考えます。

なにより部屋を作ってからアップグレードする楽しみのような余力を十分に残しておくのも面白いかなと思いました。オーディオ専用ルームには大量の壁コンセントが必要になります。ラックは将来的に2連になりそうですし、スピーカーも部屋の広さにあわせて3ペアは来そうな予感です。それからアナログも始めてとなるとラックの裏だけでも壁コンセントは3連4連はほしくなるところ。
パワーアンプ側には3つ全部フルテックで…と考えると壁コンセント&コンセントプレートだけで10万円超えるのです。それなら今しかできない屋内配線を良い物にしたいなと思いました。

オーディオルームについてYoutube動画でもブログでももっときめ細かく情報をお伝えできたら良いなと考えて居ますが、どうしたって体力がついていかないものですから、いまのこの感じが限界のようです。
次の記事に続きます。

 

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