家を解体する。大量のゴミを見ると中にはお宝が!
3週間ちょっとで庭まで解体されて更地になった家ですが、玄関の一面にエコカラットが貼ってありました。エコカラットと言えばリクシルが出している機能性を持たせたセラミック素材の壁です。
ちょっと良いマンションでもトイレやリビングの一部などに使われており、オーディオマニアではAVラック、テレビの裏側、スピーカーの反響面に使われることが多いようです。

★エコカラットの主な機能
・湿度の調整
・臭いの吸収
・有害物質の吸着

タイルつまりは、陶器なので独特のテクスチャ感があり部屋に高級感をもたらしつつ、ほどよく音を反射したり臭いや湿度を吸収したりと非常に優秀な素材です。

ただし、エコカラットをガチで施工すると結構なコストがかかります。
しかしその効果はかなり高く、すこしの切れ端を靴箱に入れておくなんてテクニックもあるようです。
とにかく、ちょっと高価でいろいろと便利そうなこの素材きっと再利用できるだろうと思いバールを持って現場へ行くと、解体業者の方が剥がしてとっておいてくれるとのこと。
翌週現場へ行くと土嚢袋いっぱいに詰め込まれたエコカラットの姿が!!
40~50kgはあろうかという土嚢袋を車に積んで持ち帰りました。
当初は少しだけ取って靴箱に入れておく程度で良いかなと思っていましたが、予想外に壁に貼ってあったタイル全てを袋に詰めてくれたようです。

もし解体する家や部屋にエコカラットがあったら回収して再利用を検討してみるてはいかがでしょうか?(そんな家あるのか…)

エコカラット

よく見ると割れたりかけたりしているエコカラットもありますが、大方綺麗に剥がしてくれたようで再利用のしがいがあります。
また3cmの薄い正方形だったことも幸いして砕けにくかったようです。
車庫に放り投げた土嚢袋から少しずつ小さな段ボール箱へ移してリビングで割れたエコカラットと綺麗な奴を一つずつ選別していきました。

エコカラット

エコカラット

おそらくこのタイプのエコカラットは10枚×10枚の30センチ角が1シートとして貼られていたようです。計算したらあの玄関には大体5千枚のエコカラットが貼ってあったようでかなりお金かかっていると言えましょう。
復元するように綺麗なタイルを10枚ずつ並べてやるとそれっぽくなりました。
ネットを検索してみると、エコカラットで手作りの額縁や消臭剤を作っている方がいて、さらにメルカリを検索するとばら売りをしている方もいて、はやりエコカラット人気のようです。

エコカラット

綺麗な奴を選りすぐったやつ。これでも3kgくらいある。

エコカラットと言えば玄関

エコカラット 靴箱

貼ったり加工したりは面倒なので、そのままダイレクトに靴箱の中に並べてみました。これ以外にも空いている段一面に敷き詰めています。

適当な1枚を取り出して、給水実験です。

1mlの水をスポイトでたらしてみました。
ぐんぐんと水を吸って均一に内部へ広がったのが分かります。
またたった3cm角のタイルでも1ml以上の水を吸えるようです。
そのあと時間をかけてゆっくりと乾いていきました。
意外だったのが、水をチャプチャプに吸っていても表面はさらっとしているのです。これが1ナノメートルの隙間が大量にある証です。
※実際にエコカラットは水に濡れないように扱うのが原則。

ダイソー フォトフレーム

ダイソーへ行って適当な額を買ってきました。
フリマで適当なエコヌールを買って貼り付けて車の座席の下等に入れておくと良さそうです。
※エコカラットを普通の接着剤や両面テープで貼ると化学物質が余計に出てしまいせっかくのエコカラットがもったいないです。

また思い出も兼ねて、オーディオ用に30cm角のベニヤ板を買ってスピーカーの裏側と中央に掛けるとそれっぽくなりそう。正規品を買うと結構お高いのです。

ただし、エコカラットは焼き物なので結構な重量があります。大きなフレームでは100円ショップのちゃっちい額では大破する危険があります。加えて壁に掛ける際も重いので石膏ボード用のアンカーが必要だと思います。

余談ですが、このエコカラット全て白くすこし年季が入った感じで、なんとなくあの家の遺骨のようでした。これをF社のIさんへ言うと
Iさん「確かにそうだねセラミックだし、あの家の空気を10年吸い続けた訳だからね!(笑)」

あの家がなくなってしまった寂しさを感じながら、エコカラットを整理するのでした。

おわり